2012/05/09 の歌舞伎座 

前回、3月3日からの更新“移りゆく『歌舞伎座』”

DSC04810.jpg


2か月前と比べると、ビルの高さがだいぶ伸びている

DSC04817.jpg

あいにく、この日は夕方から雷が鳴るような天気だったので、
午前の空模様もどんより。この10分後くらいには雨も降ってきた。



新しい歌舞伎座の顔が出来上がってきているみたいで

DSC04819.jpg


以前の歌舞伎座を彷彿とさせる形の破風?も

DSC04821.jpg


中はこれからみたい

DSC04825.jpg


昭和通りとの交差点。目印は依然、出光。

DSC04833.jpg


銀座方面から晴海通りを歩いてきたら、まだ歌舞伎座ってわからないかも。

DSC04837.jpg


新しい歌舞伎座も、3階B席とか一幕見席とか…
気軽に入れる席も残るのかな。
私はそちらの席ばかりで見ていたから、なくなっていたら遠のいてしまうかも。
それだと悲しい。


5月になり、緑の葉をつけていた。
木は変わらずそこに生きている。

DSC04812.jpg

【4】畠山記念館・沙那庵と新座敷 @研究茶会レポ 

明月軒の畳付きの縁側(東北二方)からみえる “沙那庵”

DSC04736.jpg


外にでて、正面左手から・・・

DSC04656.jpg


近づいて右手から

DSC04685.jpg


建築中の現場を、畠山即翁が監督するための休憩所としてまっさきに作られたのが沙那庵。
その熱意がすごいですが、施主さんに休憩所つきで現場を監督されながら施工する職人さんたちは緊張感たっぷりだったんだろうなぁと(笑)

DSC04660.jpg


中は、草庵風のごく侘びたつくりとのこと

DSC04706.jpg


大寄せの場合は、こんな風に客は土間に腰掛けてつかわれたらしい

DSC04693.jpg


上には丸窓?

DSC04700.jpg



●新座敷
外からは明月軒の玄関左の小さな門を抜ける。
(門をくぐり振り返った写真)

R0013631.jpg


見晴らしのよい新座敷

DSC04723.jpg


外から見てもなんだか楽しそう。
私は時間の関係で中に入るチャンスを逃してしまいましたが、床柱に春日杉など...
こちらも至るところに銘木が使われているそう。

Picture 20


写真を見返して、ここでもっと細部をみて触れて質問しておけば・・・と悔んだり。


来年もまた皆さんにお会いしたいです。
ちょっとでも、成長してお会いしたいです。

米寿を迎えたI先生、八十歳で現役の会長さん、棟梁さん...
これからもお元気で、ご活躍を願っております。

DSC04717.jpg


みなさまどうもありがとう。

【3】畠山記念館・翠庵 @研究茶会レポ 

三畳台目のお茶室 “翠庵” に備えられた風炉と床の間

DSC04715.jpg


最初に目に入るのは鮮やかな朱塗りで統一された柄杓と風炉の敷板、花入れの敷板。
朱色の柄杓も始めて拝見したので、何かおめでたい事が?!と思っていたが、

DSC04716.jpg


今回はI先生の米寿のお祝いもかねた勉強茶会だとご挨拶で伺いなるほど〜と納得。
というか、畠山記念館を会場に幹事さんが選ばれたのも、大いに関係しているようだ。
庭園奥にある浄楽亭の扁額は、“米寿”を迎えた畠山即翁が書かれたものということで・・・
そういう伏線や心遣いが盛りだくさん。
会の内容、道具組だけでなく、会場までも、お祝いの気持ちが溢れる会でした。



●お濃茶席の抹茶は、名古屋の松柏園の初昔。
東京のお茶席で、私は巡りあうことがなかった茶舗ですが、名古屋随一の老舗だそうです。(わたしが存じ上げなかっただけ。)

お菓子は、新潟の大和屋さんの“福俵”。

金箔ののる俵の菓子は特別に作って頂いたよう。
中はぼた餅(おはぎ)のようにお米の形を保ったまま入っていて、さすが新潟!?
見た目も甘さも上品でした。

R0013652.jpg


茶杓の銘は「米寿」。
煤竹の茶杓入れに昭和五十四年と書かれているので、
これもどなたかの記念につくられたもので、お祝いの思いを継いで今回使われた。
遠目で白いから象牙?と思ったけれど、楓材でした。

R0013654.jpg


竹や象牙以外の茶杓を拝見したことがなかったので、こちらもめずらしい〜?と思ったら、
何処かお寺さんだったかの古材だということです。
しっとり滑らかな楓。抹茶の緑が映えますね。
それにしても、茶杓入れもだいぶ素敵。


まだ、つづく...

【2】畠山記念館・明月軒など @研究茶会レポ 

記念館から正門の方へ戻り、右に曲がると中庭に。
明月軒・沙那庵・新座敷、翠庵につづく

Picture 13


頂いた資料によると、これらの建物は
昭和初期、数寄屋造り最高の名人といわれた“木村清兵衛”が、
全国の銘木古材を集めて構築した。
戦時中は戦災に備えて解体保存し、戦後に清兵衛の高弟・坂爪清松が再建したと言う。

志や技術が受け継がれて今に残る貴重な建物・お庭、空間です。


正面が明月軒。今回のメイン会場でした

DSC04650.jpg


明月軒と、左手が翠庵

Picture 11


この後ろに蹲踞があって

DSC04711.jpg


とても大きく足元から距離もあるので、つくばって手がギリギリ届くくらいの蹲踞。
(バランス崩さないように注意!)

R0013630.jpg


玄関右手。
面取りされた柱と木の枝の壁(垣根?なんて言うんだろ?)
すべて遮るでもなく、それとなく向こうの存在を感じられるのは、
細い木の枝が重なって面をつくっているからかな。
昔の建築にはそこにふつうに“ある”ものなのだろうけど、こういうの好き。

DSC04675.jpg


●明月庵は、八畳半の控えの間の奥に十畳の本席が続く
その床の間

DSC04727.jpg


床柱は赤松。
銘木屋さんがご挨拶のときに、この柱について触れていらした。
それがなかったら、「なんだか上品でスマートだけど、存在感のある柱だな!」で
通りすぎていたかも…いろいろ教えて頂ける会で、本当にありがたい。

DSC04730.jpg


受付が終わると、点心(懐石弁当)が机に並んで用意されていました。

DSC04668.jpg


限られた時間の中で盛り沢山の内容が組まれていました。
お食事、見学(茶室・庭園、記念館内展示)、I先生による濃茶席、2席目の濃茶、薄茶(@新座敷)、福引・・・充実感いっぱい。
夕方、退出するまでとてもスムーズで気持ちの良い進行に
毎回「なるほどこうすればいいのか〜」と裏の仕事も学ぶことが多いです。



書ききれず。
さらに、次につづく…

【1】畠山記念館・お庭編 @研究茶会レポ 

年一度行われる勉強茶会。
わたしは2009年からお誘い頂くようになり今回で、4度目の参加。


2012年春の会場は、畠山記念館。

DSC04630.jpg


日本の建築、美術、歴史などなど…のプロのプロの方々が集まる中、
私がそこにいるのが不思議であるし、アウェイ感満載ですが、
毎年、Gさん(瓦屋さん)からお声掛け頂き、1回目にお知り合いになった会員のTさん&建築家のKさんコンビから「今年も参加するんだよね?!」と事前確認の連絡を頂けるようになったので…私も行っていいのかな!と。
半ば開き直って「楽しむことが私の役目!」くらいの図々しさ丸出しで参加させて頂いている。
(役目も何も、忘れて楽しんでしまっているのが常ですが :))


ちなみに、前回と前々回のレポはこちら
→ 2010年は見浜園の松籟亭、2011年は廣徳禅寺



●会が始まるまでに時間があったので、お庭の散策スタート

DSC04738.jpg


正門から緑の繁る道が続く

DSC04631.jpg


その右手は、谷のような低い地表レベルに庭?があり上から下に眺められる

R0013623.jpg


この高低差を生かしたお庭が、実際よりだいぶ広い印象をつくっているのかな?

DSC04633.jpg



●関守石
左手に どこかへ続く 石の道
だけど“関守石”があって、ご丁寧に「立入お断り」の札までついているので、
進むことができないのが、わたしにもわかる。

DSC04640.jpg

札もなにもなく関守石の存在と、置かれている場所から意味を読みとるのが本来だそう。
※「関守石」に関するHPを見つけたのでご紹介 → 『関守石』



●春の日の午前中  光と明るい緑

DSC04677.jpg


その中にまだ、桜も少し咲いていた

DSC04641.jpg


●「この赤松の木肌と伸びる姿がいいねぇ」と、
数寄屋・寺社・茶室建築の設計士Kさんに言われ、下から空に見上げた

Picture 9


お庭は、畠山記念館の展示を見学する方に対してひらかれていますが、
まだ開館前でした。私たちは午後に見学しました。

DSC04642.jpg


その記念館に続く橋の入口左手には、樹齢3百年のアカマツも

Picture 12


この日は別の茶道団体の方が奥の“浄楽亭”“毘沙門堂”でお茶会を披いていたため、
着物姿の女性がちらほら。華やかでした。



●なんとなく、向って手を合わせてしまう

R0013624.jpg


森林浴を味わい、そろそろ時間がきたので明月軒へ向かいます

DSC04678.jpg


つづく。

護国寺の茶会 

お気に入りの桜が数か所あって。
その中には名所も、近所のちょっとした場所もあり。

毎年会いにいくのが楽しみなのだけれど、
今年はそのチャンスを尽く逃した・・・

「やっと桜をみれた」という気持ちになれたのが、ここで。

DSC04602 (2)


春に催される『都民の茶会』@音羽護国寺
わたしは2年ぶりに伺った。

護国寺。
学生のときは毎日近くにいたけれど、当時は中に入ることはなかった。
(そういえば、六義園もそう。赤煉瓦の周りはぐるぐる走ってたけど)


●長い石段を登り、門をくぐると   非日常

DSC04628.jpg


左手に

DSC04618.jpg


さらに数段あがると、右手に大仏さま

DSC04614.jpg


松に桜

DSC04611.jpg


若緑色、桜色、青い空に白い雲。
わたしの春の色、そのままのイメージ

DSC04612.jpg



「都民の茶会」
一日八席設けられ、それぞれを区や市の先生が席をもたれる。
それが二日間続くのです。

楓の間、牡丹の間、月窓軒、化生庵、艸雷庵、宗澄庵、円成庵、不昧軒。
(月光殿は修復中でした)


普段はそうそう入るチャンスがない場所も、お茶会だから入れたり。
見学だけでなく、使わせてもらえるなんてありがたい。
そういう機会に巡り会えるから茶道を続けていられるし、それが魅力のひとつでもある。


もっと見る目があれば、感じ取れることもあるだろうに。
気付かず見落とし見過ごしてしまっていること、たくさんあるだろう。
もったいないなぁ。


●白い椿の木に、何故一つだけ紅い椿が?!

DSC04623.jpg


・・・と思ったら、並んで植わっていたのでした。


お茶会は、3席回れた。
3席とも異なる流派。
お道具の好みも所作も異なり、席の雰囲気も違って…面白い。

道具の作者や詳しいことはわからない部分が正直多いけれど、
いろんなお茶席を経験できると、こうするのが普通と思っていたことが、
そうでないと気づけたり。
こういう方法もあるんだ〜!と新発見もあり、それが楽しい。

今回は特に、抹茶のお詰めをチェーックしたい、と思って臨んだ。
入れた3席のお詰めは、山政小山園、芳翠園、あいや。
私には馴染みのないお茶屋さんもあったがその先生には馴染みなのだろう。



見所がわからないので、なんとなく気になったところをパシャり。
いつもそれがblogになる

DSC04609.jpg


さすがにお茶会で利用中の室内は撮れないので、外でだけ・・・


そうしてまた、
石段をくだり 日常 に戻るのでした。

DSC04627.jpg



2012年4月15日(日)晴れ

待ってたよ 

桜、おなかいっぱい

DSC04608.jpg