「唐物」について

「青山緑水」景色だけでなく山の中の空気や陽射しをうける感覚が一緒になってリアルに蘇ってきた。山登りに度々行くようになったからかな?自分の経験がふとしたところで繋がるのが嬉しい。 江ノ島さざえ籠にいれられたお花は藤空木(フジウツギ)と半夏生(半化粧・ハンゲショウ) 半夏生紐状にひょろりと垂れ下がっている花が目立ちにくいから、花の近くの上のほうの葉が塗ったように白くなり虫を呼び寄せている…と言...

利休忌

3月下旬、利休忌でした。利休さんの命日は旧暦の2月28日なのですが、新暦の今は3月のこの時期に行う。利休さんの好きだった菜の花を飾り、供茶(くちゃ)を行う。天目台の上に置かれた天目茶碗。天目茶碗の中の抹茶は、私たちが頂く抹茶とは異なり茶筌で撹拌されていない。通常いただく薄茶は、茶杓で1杓半の抹茶を茶碗に入れて、釜のお湯を柄杓で注ぎ、茶筌で撹拌する。供茶のそれは、天目茶碗にまずお湯を柄杓で注ぎ、その上...

金継ぎ、銀継ぎ それから 呼び継ぎ

友人から記念に頂いたWEDGWOODの大皿が割れてしまった。プレゼントしてくれたA、ごめんなさい。と、ショックを受けつつも、見事な割れ方に驚き、思わず笑ってしまった。しかし、思い入れのあるお皿なので、どうにか残したい…そう考えた時に、友人bing3の姿が もくもくもく…と頭に浮かんできた。というのは、最近 趣味で「金継ぎ」を始めたというからだ。早速連絡をとってみると、快く修復を引き受けてくれた。さてさて、「金継ぎ」...

秋の花集め

方円籠に入れられた秋の草花桔梗(ききょう)大毛蓼(おおけたで)秋明菊(しゅうめいぎく)薊(あざみ)白花杜鵑(しろばなほととぎす)段菊(だんぎく)桜蓼(さくらたで)芒(すすき)今日は濃茶を練った。久しぶりで覚えているか不安ありつつだったけれど、考えて思い出すより体が動いてくれた。普段、雑に暮らしてしまっているせいか、茶室に入り濃茶を練る一連の流れをじっくり丁寧に取り組んだら、頭もスッキリ、とっても晴...

'15栗まろ 

中秋の名月が近づくにつれ、昼間からそわそわと日が落ちるのを待つようにお月さまの話題がよくあがる。もう秋なんだなぁと感じいる。9月に入りデパ地下を覗くと、一斉に衣替えをしたかのように秋のお菓子が溢れだしていた。なかでも私は毎秋、鶴屋吉信さんの”栗まろ”が特別な栗まろにシレッと変わるわずかな期間を楽しみに待っている。”栗まろ”自体は9月1日〜お店に登場するのだけれど、その年の栗、新栗を使った特別な”栗まろ”...