【後編】『一服いかが会』報告

後編は“報告”というより、個人的な備忘録。
次回に向けて反省点や気付いた点、良かった点などを書いておこうと思います。
詳しい説明などは、すっとばしたりなので悪しからず。 長いよ。

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●日程について
お茶室の貸出申し込みには2カ月半前に行った。
「主催メンバーのスケジュールが明確にならなかったから…」という理由もあるが、
予約受付開始が利用月の3カ月前なため、第一希望日が他の人に先におさえられていて
とれなかった、、、くそっ!(失礼ww)
今回は晴れてくれたから良かったけれど、梅雨との兼ね合いやお稽古日のことも考えて、
もう一週遅くできたのが理想。
主催メンバーの他の4名は土日休みやOL なので、せっかくの休みを土曜(お稽古日)、翌日曜(一服いかが会)と連続になってしまったのは申し訳なかったなぁと。


●お知らせの「チラシ」について
今回も私が作りましたが、なんだかんだ仕事やら色々あって完成したのが開催日の2週間位前というていたらく。
その前から口頭でお声掛けをしていたので、最終的にはその方々へ「確認のためのチラシ」という形になった。お客様はそれでも目標人数を上回る40数名来て下さったのでよかったが、もう少し早く準備ができていればそれぞれのメンバーも誘いやすかっただろうし、何よりお客様も「一服いかが会」の主旨や詳細がわかりやすいと思うので・・・反省反省です。


●申し込みを頂く時のこと
ご来場予定時間をわかる場合は書いて頂いた。そのため、何時頃お客様が集中しそうか?が事前に把握できていたのはよかった。ただ午後にお客様は集中しがちだった。
いらっしゃる様子をみて、人数が集中していた場合は一度に沢山入れる広間にお通しする。
少ない人数の場合は、まずは小間席に入って頂き、その後いらしたお客様(一席目)と一緒に広間に入って頂く(ふた席目として)・・・と臨機応変にご案内できた。

理想は、開放感ある広間でゆったりと師匠からお茶のお話や頂き方などのご説明があった後、お客様にリラックスして頂いてから小間席へ・・・というものだった。

時間制にして「~時の回のお席にいらっしゃれる方」と事前に決めてお声がけすれば、
お客様をお待たせする時間も最小限にできるし、こちらも把握しやすいので次回は、そういう方法も試してみようかな、と思った。


●お菓子について(主菓子)
主菓子の担当は私でした。馴染みの和菓子屋さんで選んだ。
お花担当のAちゃんから「紫陽花は使う予定」と聞いていたので、主菓子は“紫陽花”
以外のものを選ぶ。
本物が目の前にあるのに、お菓子まで“紫陽花を模したもの…”なんて、しつこいし遊びがないし、驚きがなくてつまらないと思うから。
だけど、店先に並んでいた今の時期のお菓子は7つ位あったけど、どれもピンとこなくて…結局消去法のような選び方になってしまったけれど、涼しげな「玉川」というお菓子を選んだ。

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まずここで <一つ目の失敗>
気に行ったものがなければ、職人さんに相談にのって頂き理想に近いお菓子を作ってもらえばよかった。そのためには、もっと事前に道具組とお花、お茶会のイメージを固めて早め早めに動くべき。

<二つ目の失敗>
「玉川」は見た目からもわかるように、寒天を使ったお菓子。
寒天のお菓子は直でおくと懐紙がベタベタしてしまい食べずらい。なので、そのようなお菓子は避けた方がよかった。
その理由はいくつかあって・・・懐紙に染みてしまうようなお菓子の場合、
・頂く側(お客様)は硫酸紙を懐紙の上にひきベタベタを防いで食べたりするんですが・・・そういうことを知っているのは、長年茶道の経験がある方くらい。
・ご存じだとしても、その場でわざわざ硫酸紙を使おうか?また持ってきてるか?考えさせてしまう。
・特に、最初にお菓子を取るお正客は考えると思う。
お正客にならって他のお客様はことを進めるので、もし同じお席に茶道初体験のお客様がいた場合、“硫酸紙を使う”という行為はイレギュラーなこと。その方々に「何だろう、あの紙(硫酸紙)。懐紙とは違うし、私はどうしたらいいのかな?」という不安感を与えてしまうことがある。
お客さまへ不必要な気遣いをさせてしまうようなものは避けるべきだった、かと。


まだお稽古以外で経験はありませんが、
私がお正客になったときには「自分がわかるから・・・」という基準だけの判断で行動するのは控えるべきだと考えている。
せっかく一期一会で同席できた他のお客様にも、心地よくそのひと時を過ごしてほしいと思うのは亭主だけでなく、客側の協力もあってできることだと思うから。
特にお正客はお客様であっても、ただおもてなしをして“もらう”という姿勢ではなく、「この場にこの方々といれてよかったわ♪」と、他のお客さまにも思ってもらえる空間をつくる努力をしたい。
お客同士の心配りと雰囲気作り、亭主側からのもてなしの気持ちと行動があってこそ、いいお席が成り立つと思うから。

なーんて、偉そうなことを言っても、お正客になったり素敵なお席に入ったらワクワクしちゃって、そこまで気が回らないんだろうな、わたしは(笑)。


<三つ目の失敗>
寒天のお菓子は、冷やして食べた方がより美味しい。近くに冷蔵庫がないお茶室では常温でもそのまま美味しく頂けるお菓子を選んだほうがよかった。
その点を先生から前日にご指摘頂いたため、当日はクーラーボックスに入れて持っていき、食籠に移す寸前まで冷やしておく…という方法をとった。

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荷物も増えて手間も普段よりかかったけれど、蒸し蒸しした暑い中、足を運んで下さったお客様に一番美味しい状態に冷えたお菓子をお出しできたのは良かった。
喜んで下さったのが嬉しかったしww
・・・失敗は成功のもと!?


●お茶席について
<広間>
軸 :前大徳寺 泰道老師 による 「日々是好日」
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花入れ :有馬籠
花 :紫陽花、、、etc
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風炉・風炉釜 :唐銅朝鮮風炉 (真形釜つき)
水指 :平水指  染付 山水(さんすい)
真塗りの長板 を使用。
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ふた席ともお薄茶にしたため
お茶入れ :平棗 高大寺蒔絵 細川司光作


<小間席>
軸 :大徳寺 大亀老師の筆による 「喫茶去」
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花入れ :鮎籠
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風炉・風炉釜 :唐銅面取風炉 + 佐藤浄清作真形釜
風炉先 :利休梅
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棚 :桑小卓
水指 :細水指 三島
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●メンバーについて
広間と小間、ふた席を同時進行で行った。
当日、お点前をする“東”(とう)と、その補佐をする“半東”(はんとう)の両方をできるのは4名(Aちゃん、Cちゃん、Chiaちゃん、私)。それと、どちらもできるけど今回は水屋にかかりっきりでサポートをしてくれるSちゃんが1名の合計5名だった。
普段お稽古で一緒のメンバーだから、5名で同時にふた席をもつ・・・なんて荒技ができたんだと思う。
どんな先生のお席でも、水屋はギスギスしがちになる。だけど、今回は余計な言葉を必要とせずとも、次に何が必要か?何をしたらよいか?など息がぴったり合っていたから、和やかに最初から最後までみんな笑顔で進められた。
同世代でこのような仲間がいることは、とても幸せなことだと思う。細く長く無理をせず、これからも一緒に楽しみながら続けていけたらいいな~。
また、そんな私たちを育ててくださる先生や社中の方々・・・本当にありがたいです。


最後に、
●収支に関して
先生やご協力くださった方々にささやかなお礼ができるくらいの黒字がでた。
前回のお茶会での会計を参考にお席代の設定、お客様の人数、お菓子やお抹茶のランクなどを考えて行ったのが良かったのかと思う。前回の記録を取っておいてよかった♪

おしまい。
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コメント

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アラルさま♪

初コメント、ありがとうございます!
今回は私の親友Nが生後半年の息子、S汰くんを連れて遊びにきてくれました。Nが席に入っている間は他のお客様(母親・大先輩!)の方々がS汰くんをあやして下さったり…
アラルさんのご親友&私のよき理解者で駆け込み寺のような存在の(笑)coco姉と…いつか一緒にお茶を楽しめたら嬉しいです。
これからもどうぞ宜しくお願いします(^0^)

こんにちは!お茶会お疲れさまでした。流派は違えど、お客様をおもてなしする心は一緒、うんうんとうなずきながら読みました。Kcoちゃんや一緒に運営していたみなさんの心遣いが伝わる素敵なお茶会となったと思いますよ。