馬盥形(薄茶碗)

茶道のお稽古、お道具は前回と変わらずだったので、お茶碗のご紹介。

“薄茶”に使う茶道の茶碗の形は季節によって形も遊べます。
年間通して使える形のものももちろんあります。

●夏場は、“平茶碗”

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茶碗の縁が外側に広がっているため、熱い抹茶も飲みやすい温度に下がりやすい。
猫舌の私にはありがたい。
ただ、茶碗自体が薄くて熱伝導がいいので(京焼とか最強!)、持つのが大変。手が熱い!
しかし、このお茶碗のように花火の絵柄があったり、見た目からも涼しげでそういうところも素敵です。


●馬盥形
平茶碗と同時期につかうお茶碗ですが、これだけちょっと特別な形。

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縁の部分が外側に開いていないで、盥(たらい)の様な形をしています。
これは、昔、馬の世話をする時につかう盥の形から見立てられてできた茶碗の形。
そのため、名前も“馬盥形”(ばだらいがた)


上の写真が茶碗の正面で、
●下↓の写真は向こうが正面。
(内側に描かれた朝顔をお見せしたくて撮りました。)
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●黒樂茶碗 (濃茶茶碗)
こちらは年間通して使う、濃茶の正式(表千家では。他の流派は・・・?)な茶碗。

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この黒色に濃茶の緑が映えて、色のコントラストがとても美しい。
利休は黒樂を好みましたが、秀吉は赤樂を好んだそう。
何もない状態では黒の方が一見地味にうつりますが、
濃茶が入った状態でどちらがよいか・・・?とみると、やっぱり私は黒樂の方が美しいと思う。

もちろん、赤樂も素敵だけど、赤樂はあまりお目にかかったことがない。
そういう面では赤樂が出てきたお席は、貴重で「あッ!」と見入ってしまう。
(お茶会では濃茶席自体、年間あまり伺えないし)


●主菓子は、“なでしこ”でした。

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菓子器に並んだ“撫子”はちょっと窮屈そう(笑)。

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7名様がお席に入ったので、「えー7名分、ひとつのお茶碗でお濃茶は無理…」
と思っていたら、「3名様、4名様とわけてお茶碗二つ使いましょう」と、
先生からご指示くださり、そのように練りました。
若干、後ろの4名様のお濃茶が薄めになってしまった気がしますが・・・その辺はご愛敬で♪
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