『2008東京大茶会』にいってきました

※ 2008年10月27日更新の日記より

そぞろ寒く、小雨も降ったりやんだりの午後、
浜離宮恩賜庭園で開催された「東京大茶会」へ遊びに行きました。

お茶の頂き方を英語で説明しているお席があったり、
お琴の演奏を聞きつつ伊藤園募集の俳句を作ったり、
煎茶の入れ方をちょこっと学んだり…盛り沢山のイベントでした。

中でもやはり、野点のお茶席が一番よかったです!
世田谷区と渋谷区の二席に入りました。

特によかったのが、世田谷区茶華道連盟のお席。


●風炉先
11月には「口切りの茶事」があります。
“口切り”とは5月の新茶を壷に詰め、茶葉を熟成?させて11月にその茶壷を開ける、
その壷を開けることを“口切り”と言います。
なので、茶道では11月が新茶の季節(昔は)とされています。茶道のお正月みたいな時期。

で10月はというと、一番お抹茶が古く残り少ない。そのため昔の茶人は、古いお抹茶を
たっぷり点てるのはもてなしの心に反する!風情がない!として(多分)、心持ち少ない量の抹茶で少なめに点てたのです。

でもお抹茶を美味しく召しがって頂くのが茶道のおもてなし。
そのお茶を満足に点てられない…何かで補いたい!

さてどうしよう?

と考えたところ
…秋の残花を集めて快くその一時を楽しんで頂こう♪
として、秋の残花で彩りを添えたのであります。

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だから、この風炉先、多分このお席のために用意なさったのかな~と、
席主の心遣いを感じるのでした。


●糸巻き模様の手鞠釜

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手鞠の様にまん丸い形をし、今は使われていない柄の糸巻き模様を写した「てまり釜」
よ~くみてみると、カンを引っ掛ける部分(名前忘れた)は、ナメクジの姿をしています。

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ナメクジは梅雨時が旬?だし、季節外れではあるけれど・・・
秋の沢山の花に合わせてこのお釜を選ばれたのかな?


お道具の取り合わせからお抹茶の選び方(渋谷区のお抹茶の名は「松の島」で浜離宮に
ぴったり!) まで、隅々に心遣いを感じる楽しいお茶席でありました♪
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