ヤノマミ ~奥アマゾン・原初の森に生きる~

TVは朝のニュース位しか見ないんだけど、NHKや海外の番組は時々観ます。
ドキュメンタリーが好きなので。

新宿バルト9で THIS IS REAL NHK-BSドキュメンタリー・コレクション
2010.2.6(sat)~12(fri)まで上映されています。
NHKのドキュメンタリー10作品が再編集され映画となっています。


そのなかで「ヤマノミ~奥アマゾン・原初の森に生きる~」 
日本放送協会(2009)ディレクター国分拓さん

を観てきました。

yanomami.jpg


10年という長い交渉時間をかけてやっと150日間の撮影を許可された、
そのスタッフの想いは映像が120%!証明している。
というか、“こういう画がとりたい”というような制作者の意図はあえて削がれているように感じた。ありのままを伝える。だからこそ、その“ヤノマミ”の文化や生活がとても衝撃的だった。

1万年以上にわたり独自の文化や風習を守り続け、
アマゾンと一体となって暮らす“ヤノマミ族”。

“ヤノマミ”とは“人間”を意味する言葉。
ヤノマミは死ぬと“精霊”となる。
精霊は、最後はアマゾンに一番多い昆虫“蟻”となる。

病気になると、幻覚作用のある植物の力をかりてシャーマンが動物の精霊を自分に呼び込む。そしてその精霊を病人に憑依させて治療する。

アマゾンに降る雨の名前は50もあるのに、子供は5歳まで名前をもたない。
あるのは“男”、“女”という呼び名だけ。

14歳で妊娠した女の子。その年齢で子供を産むのは珍しくない。
出産は女性たちの力だけでひっそりと森の奥で行われる。
生後直後の赤ん坊は、母親が“ヤノマミ”として受け入れる決断をするまで“精霊”なのである。産れたばかりの赤ん坊を“精霊”のままかえすか、“ヤノマミ”として自分の子供として受け入れるかは、母親の一存で決まる。
赤ん坊を受け入れた母親は生涯子供を優先して大切に育てあげるが、
約150人いる村の年間20回ほどの出産で、“精霊”のまま森にかえされる赤ん坊は半数以上だという。

集団トランス状態で行われる祭り。
男たちが捕えた野生の豚を捌いて、または女が獲った魚を均等にわけて食べる。

・・・

そういう姿がありのままに映し出されている。
“ヤノマミ”はこの瞬間も同じ地球で、この生活を続けている。


世界って不思議。
知らない世界がまだまだまだまだ…たくさんあるんだ。


ヤノマミを頭で、理解しようとしたけれど私はできなかった。
それが私の遠~い先祖と同じ暮らしだとしても。
ただ、その文化や暮らしを理解できなくても尊重はしたい。
“多様性”をそのままに受け入れて尊重する。たとえ、自分と違っていても。

この映画はとても衝撃が強く、まだ考えがまとまらないけど、
観ることができてよかったなぁと思う。
たぶん、これから先じわじわと断片的に思い出したりするんだろうなぁと思う。
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