炉、ひらいてました

銀杏並木
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落葉は黄色い絨毯みたい、キレイだなぁ、・・・と耽っていられるのは、
ここを通るのがときどきだから。
近所の方は、毎日の落葉掃きが重労働。


●茶道のお稽古ともご無沙汰していて、気がつくと炉の季節になっていた。
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●師走になると先生が毎年かけるのが、こちらの掛軸
「無事是貴人」ぶじこれきじん

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禅語でいろいろ深い意味はあるのでしょうが、私はこの掛軸を見ると単純に
「無事に過ごせることはとっても貴いことだよなぁ、今年はどうだったかな」と、
自分に問う。


●照り葉は“満天星(どうだんつつじ)”、椿は“初嵐(はつあらし)”
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お花入れは唐津焼で“旅枕”。
旅枕とは形をいうのかな?中央部分が少しへっこんでいて、旅に持っていく枕を見立てて作ったのでしょう。大きさも頭をのせるにはちょうどいい(?)
身の回りのものを見立てて作品にする、そんな昔の人の遊び心に触れるとワクワクする


●お道具
真塗りの長板に並べられた“諸飾り”(写真は、お席が終わった後の飾り)

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・目を惹く水差しは、輪島塗の“朱手桶”。
表千家十一代家元・碌々斎(ろくろくさい)のお好みとのこと。

・飾り火箸は、てっぺんに鳥が彫られた“鳥頭(とりがしら)”
おちゃめでぷっくりしていて愛らしい鳥でした。


●蓋置きは、火舎香炉(ほやこうろ)
杓立てのあるときにしか使わない蓋置き(柄杓を引かない場合のみ使える)
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蓋をパカッとひっくり返して使う動作が、好き。


茶道のお点前は、無駄をそぎ落とした合理的な動き、
お茶を点てるための用に即した美しさ、それが私には魅力的にうつる。

歳月とともに、時代に対応し少ずつ変化もしてきているのだと思う。
“真に冗を省き、要のみを拾う”

だけど時々みせる、加えられた無駄(遊び)が私は好き。


大根の描かれた茶碗で頂いたので、来年は運がつくはずだと期待して・・・
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