ヒントになる資料あつめ、という見方

いけばな展が続々開催される季節です。

今季はじめは 日本いけばな芸術展 @日本橋高島屋 
23年10月12日(水)~17日(月)第1~3次展

この展示は、日本の様々な流派が一堂に会しているのが特徴。
数年通い、ざっくばらんにいろんな作品拝見し、
共通する特徴から流派の個性がうっすらなんとな~~~く私の中でカテゴライズできるようになり、この流派はこのような特徴なのかなーと思えるようになれてきた。

DSC03655.jpg


この花が素敵!というのももちろんあるけれど、数年、いけばなを続けているのに、
メジャーな花しか未だ覚えられないのは、“いけばな作品”を鑑賞する側視点でしか
見れていないからなんだとも思う。

もっと植物の種類も特徴も覚えていたら、
「この作品、この花材の代わりにあの花をいけたらどうなるだろう?」とか、
そういう見方でも楽しめるのかな?と。
いけばなで“自分の何かを表現したい”という意識が薄いのだろう・・・


●百貨店正面玄関 作品

DSC03646.jpg


下の方の水平な重なりとその保ち方とか
DSC03650.jpg


中間部分の空間や幹と枝の強弱とか
DSC03652.jpg


近くで寄ってみると、木の樹液が色っぽかったり(笑)
DSC03648.jpg


水盆に・・・さすが池坊さん。脱帽。
DSC03654.jpg



今までの“いけばな展”で惹かれた作品を写真でデータ保存しているのだけれど、
それは、他の分野でも何かを作る人が
「こういう雰囲気のもので、作品をつくるヒントが欲しい」となった時に
「こういうニュアンスってこと?」と助けになるかな?と、
資料として持っておきたい気持ちがあったから。


楽しみ方は人それぞれなので、
こうしなくちゃと考えず自分の付き合い方で、いけばなと関わっていきたい。


●前々回、すごく心惹かれた作品があり、その作風と似てる?と思った作品が1点あって、
それが以前と同じ流派の方の作品で。再び出逢えた気がしてなんだか嬉しかった。

私は草月で、会場にいらした方の「ああ、この作品、草月らしいね(笑)」という会話がちらほら耳に入ってきたけれど、私は「小原流、以前に増して攻めてるな~」という感想。


●日本橋高島屋さんの会場は控え目に言ってもだいぶ広くて、第5室まである。
300点の作品が展示され、それが第3次展まだあった(つまり300×3=900作品)。
催事スペースが縮小される傾向にある(ように個人的に最近感じてる)中で、
ここまで大規模なスペースを確保してる日高さんは凄いと思う。
関連記事

コメント

非公開コメント