平日登山で日光白根山


5月末の月曜日、日光白根山に登った。
日帰りには少し遠いので、前日夜に出発することとなった。

急に決めた登山だから、泊まるところの手配はできていない。
そのため近くで車中泊をし、早朝に「菅沼登山口」へ向かった。
慣れない寝袋の初めての車中泊、フラットにした車内にシートも敷いて寝袋の中に入る。
ちゃんと眠れないかも…なーんて思っていたが、目を閉じて気がつくと薄明かりが差していた。
全然寝れた。

菅沼登山口。 

菅沼登山口<1,771m>からスタート。
弥陀ヶ池<2317m>を横切り、日光白根山<2578m>を目指す。
帰りは、五色沼を経由し、弥陀ヶ池に戻り、同じコースで菅沼登山口でゴール。

日光白根山 地図 
丸沼高原より拝借 http://www.marunuma.jp

菅沼登山口から弥陀ヶ池までは約2時間。
ゴツゴツした岩場もあれば、

弥陀が池まで1 

雪もまだ残っていた。
ひんやりとした静かな森の中をずんずん歩く。
平日だったこともあり、私たちの他には登山口で一人見かけたくらいだった。
何か動く音がすると、普段は「他の登山者かな、誰だろう?」と思うところを、
「何か動物かな?熊ではありませんように!」と願っていた。


弥陀が池まで2

弥陀ヶ池に到着する。
透明な池の水面がキラキラしていた。
森の中から急に空が大きく広がる。
たくさん空気を吸い込んで、走り出したくなった。

正面の山が、これから登る「日光白根山」<2,578m>

弥陀が池通過の白根山正面 

15分ほど登り、振り返ると弥陀ヶ池が見えた。

白根山途中からの弥陀が池

静かな池。 ほんと、人がいない。

弥陀が池〜白根山途中から

さらに登ると、丸沼と菅沼が見えた。
いい天気。

白根山から丸沼と菅沼

急な岩場を登る。
息も切れるししんどい!
数メートル先の大きな岩や、特徴ある木を目印にして、
「あそこまで登ろう」「着いた〜」ということを繰り返して、先へ進んだ。

ごつごつの岩を登り、やっと頂上に到着!

白根山頂上 

丸沼高原からの日光白根山ロープーウェイが本日運休ということもあり、
登山者が少ないようだ。
それもあってかここまでに会ったのは5、6人くらいだった。
弥陀ヶ池から頂上までは75分位で登った。

頂上でお昼ごはんを食べている人もいたけれど、定期的に行動食をとっているせいか、
お腹も空いていないから、少し休憩をとり下山するとこにした。
同じルートで戻る予定でいたけれど、今登ってきたコースがあまりに急坂で岩場だったから、
下るのが正直怖い…。
それで、1時間ほど余計にかかってしまうけど、迂回して五色沼の方を通って帰ることにした。

こちらのルートは登りのルートより坂はなだらかで、岩の大きさも小さい。
頂上から白っぽい岩と砂利の道をひたすら下り、
その後、残雪の上を足をずぼずぼさせながら進んだりもした。

五色沼 

ようやく着いた五色沼はひっそりと、ただひっそりとそこにあった。
人間がいない世界のように思えて、ここが日本?!と驚いた。
五色沼で二度目の鹿に会った。
このとき出会った鹿は2頭で、うち1頭は慣れた様子で脚を引きずっていた。
怪我をしているようだったが、どうすることもできずそのまま弥陀ヶ池へ向かった。

戻りの弥陀ヶ池に着いたときには、数名とすれ違った。
一人で来ている男性でベテラン…という佇まいの登山者が多くを占めていた。
その後、同じルートで菅沼登山口へ到着した。

お昼休憩はなしで6時間半くらい歩き続けた。
疲れているはずなのに、ここにいることがとても気持ちよく、
どういうわけか体のだるさも疲れもあまり感じなかった。
登山口に早くゴールしたい気持ち半分、ここをずっと歩き続けたい名残惜しい気持ち半分。

そして、無事に下山。
おきまりのソフトクリームを菅沼登山口のお土産物屋さんで頬張り、温泉につかって帰った。

今までは一緒に行く人になんとなくついて行くだけの山登りが、日光白根山を経験し、
次にどこの山に行こう?いつ行こう?山登りって楽しい!と何かのスイッチが入ってしまった。
この経験が、その後の山登りの基準になったように思う。

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