益子焼ドリッパー・試作品2号

前回に引き続き、
益子焼ドリッパー試作品2号の特徴を少しご説明ww

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注)奥が“試作品1号”、手前が“2号”

“円錐形に大きな一つ穴”・・・この特徴だけみると、
「市販の円錐形一つ穴ドリッパーを益子焼で作ったというだけでは?」なんて思われる方も
いらっしゃるかもしれません。

ところがどっこい(古い?)。

●ドリッパー内部のリブをご覧頂きたい。
リブが先端までしっかりと厚みを残したまま伸びています。

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KONO式ドリッパーや

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HARIOのドリッパー
(HARIOはコーノ式のメーカーより、使用許可を得た「円錐形ドリッパー」)

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と比べても、しっかり厚さのあるリブが先端まで伸びているのがわかります。

では、何故このような造りを?

それは、ペーパーフィルターがドリッパーに接すると、それだけ湯がおちるのに抵抗が生まれてしまう。負圧を生まれなくするためにできた厚みのあるリブなのです。
KONO式はその点、湯を注ぐ速度に合わせて落ちる速度をゆっくりしたり速くしたりと調整できるという点がアピールポイントのようです。そのため、ドリッパー上部のリブを徐々になくしているのです。
※)KONO式ドリッパーの紹介HPはこちらをどうぞ → Garden Café inoha


●“大きな一つ穴”は、珈琲が一か所に集まることで濾過される際に、ネルドリップのようにまんべんなく珈琲豆の美味しさを抽出できるようにする工夫。

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形は王道ドリッパーの“KONO式”と一見似ているように見えますが、
ネルドリップにちかい“松屋コーヒー”のドリッパーの方が目的としては近いのです。

写真↓:松屋コーヒーのドリッパー
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松屋コーヒーのドリップの紹介はをご覧ください 
松屋コーヒー本店~天下珈琲道~


一般的に販売されているドリッパーとは逆の発想で、
「早い速度で濾過することでスッキリとした味わいの珈琲を入れたい」
そんな人のためのドリッパーなのです。

なので、申し訳ないですが、広く皆さまのお好みに合うドリッパーではありません。
「こういう珈琲が飲みたい!自分で淹れて味わいたい!お客様へ提供したい!」
そういう目的をお持ちの方に受け入れて頂けるニッチなドリッパーなのであります。
えっへん!


益子焼を知り尽くした大高正希さんによる手作り作品のため、
微妙な調整や遊び心あふれた憎らしい(笑)装飾、
それでいて、シンプルで実用的な“用の美”が・・・

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こちら、製作途中の写真ですが・・・わかるでしょうか?内部のリブすら全て手作業で
一本一本張り合わせて制作なさるのです!
このこだわりと技術、意味がわかりません!!

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4月中旬には出来上がるという試作品3号ですが、こちらはドリップ後のフィルターを置いて香りを楽しむための器も、ふる店長の細かな容赦ない要望に応えて製作中。
もちろん1号から引き続き、珈琲抽出時に“えぐみ”を入れないよう、珈琲がおちきる前にドリッパーをはずす受け皿も作っています。

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あぁ、仕上がりが待ち遠しい!

もう一度、益子焼ドリッパー試作品2号で淹れる珈琲の様子をチェック♪ と言う方はこちらを
珈琲とお花見企画【後編】


某not珈琲茶房のふる店長、益子焼陶芸家の大高正希さん、そしてこれから活躍予定の
bingさん、sattokoちゃん・・・遊びに、真面目に夢中に取り組むお仲間に加えて頂けてとっても嬉しい限りです。

もう少し、、、ちゃんと珈琲お勉強して、私ももっとお役にたてるように励みます!
これからもどうぞ宜しくお願いします☆


参考HP
珈琲サイフォン株式会社
松屋コーヒー
HARIO
益子焼ドリッパー
Garden Café inoha
Branding Coffee
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