諸飾り と 七種の蓋置き“火舎香炉”

~2009年12月6日の日記~

あっという間に師走に入り、今月初の稽古。

まだ1年を振り返る余裕なんて全くなくて、
「今年は丑年だから、焦らずのんびり過ごせばいいのよ」なんて
叔母から新年の電話を頂いたのが、ついこの間の様。
来年は寅年かぁ・・・ということは、トラな感じに過ごせばいいのか?(笑)


さて、まだ12月だというのに、今回のお稽古はもう新年の初釜を意識したお稽古でした。
というのも、来年の初釜は“徳水亭”で行うこととなり広間でお薄、小間(と呼んでいるが4畳半)でお濃茶をそれぞれすることに。
お濃茶は先生が亭主をしてくださいますが、お薄は私たちが点てることになったので、お点前の練習をせねばっ!という理由から…。


そのため、
●お正月のお道具を意識した「諸飾り」

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●お棚は、珠光好みの「竹台子(たけだいす)」
竹の脚は節が少ない順に“左手前”→“右奥”→“右手前”→“左奥”と決まっている。
ここにも、“不揃いの美学”が垣間見れた気がした。うん、そのように並ぶとバランスが良く感じる。目を凝らさないとなかなかわからないけど、何となく見ていてしっくりくる。

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●竹台子は一般的な棚ものよりも高さがある。そのため、風炉先も高さのあるものが選ばれる。そうじゃないと、棚より風炉先の高さが低かったり微妙な高さのバランスだと、気持ち悪いものね。ちなみにこの風炉先のお柄は「利休梅」。色違いで私の懐紙入れとお揃いだった!

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“諸飾り”なので、尺立てに柄杓と火箸を立てる。

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●尺点てに柄杓を立てるので、蓋置きに柄杓を引くことはない。
そのため、蓋置きは「火舎香炉(ほやこうろ)」が選ばれる。

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「火舎香炉」には柄杓を引くことはできない。
蓋置きとして使う時には、上の半球状の香炉に見立てた蓋をカポッっとひっくり返して重ね、その上にお釜の蓋を置く。
ちなみに、火舎香炉は七種の蓋置きの中のひとつで、一番格が高い。なので、格の高い道具組の「諸飾り」にもふさわしいお道具。


注)七種の蓋置き…千利休が選んだとされる7種類の「火舎」「五徳」「三葉」「一閑人」「栄螺」「三人形」「蟹」の蓋置。

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http://www17.ocn.ne.jp/~verdure/yogo/yogo_hu.html より転用。


●お花は、満天星(どうだんつつじ)の照葉、椿。椿は紅白を一緒に生ける場合は、白い花を上に生けるようにするという。白の方が格が高いからwww

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●最後に、掛け軸は「無事是貴人」。
意味は…禅語は深くて私の浅い解釈を書くのは、恥ずかしいので(笑)その辺は、その道のプロにお任せします!(と、senshuさんのコメントを期待してみたりして)

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【茶道・華道】日記は自分の復習のために書いているようなものなので、味気ないものになってしまい申し訳ないです。。。


そういえば、廣徳寺のお茶会の感想もまだ書いてない~。
印象に残っていることや驚き、面白い!と思ったことがたくさんあったので、忘れないうちに書き留めておきたいな。
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